試験1:FASTFIX引張強度試験
試験方法
段ボ-ル材をタテ12cm×ヨコ9cmの大きさに切り取り、段ボールの表面にFASTFIX標準タイプ(FB6422LV)を0.2g塗布する。
加重7kgをのせ試験片を作成する。
試験結果
セットタイム時間経過 | 測定値(kg) |
---|---|
1分 | 2.5 |
1.5分 | 3.5 |
3分 | 10↑ |
10分 | 10↑ |
30分 | 10↑ |
60分 | 10↑ |
3時間 | 10↑ |
1日後 | 10↑ |
7日後 | 10↑ |
30日後 | 10↑ |
6ヶ月後 | 10↑ |
※”↑”は、強度10kg以上を表す。
試験2:FASTFIX/ホットメルト性能比較試験(剪断強度・引張強度他)
試験方法
- 【試験品】
- ホットメルト / FASTFIX標準タイプ(FB6422LV)
塗布量0.2gを塗布し、段ボール箱を積み重ねて水平に30分間保持した後、45度の傾斜台にセットする。 - 【測定項目】
-
- 常温時における剪断強度(押し込み)及び引張強度(引き上げ)
- 温度変化による接着強度およびカートンケース接着面の表面外観の変化(目視にて観察)
- オープンタイムと接着強度の関係
塗布後「1.5分・5分~90分」と一定時間放置し、段ボール箱を積み重ねた後、同様に30分間保持しセットした。
試験結果
常温時における剪断強度(押し込み)及び引張強度(引き上げ)
剪断強度(kg/cm2) | 引張強度(kg/cm2) | |
---|---|---|
ホットメルト | 15.0 (20.0) | 0.5 (4.5) |
FB6422LV | 21.5 (26.5) | 2.0 (6.0) |
- アンチスリップなしゲージ指数
- 剪断強度(押し込み) 5kg/cm2
- 引張強度(引き上げ) 4kg/cm2
- ( )内はアンチスリップなしゲージ指数をプラスした実測値
温度変化による接着強度の変化およびカートンケース接着面の表面外観
温度 | ホットメルト | FB6422LV |
---|---|---|
5℃ | × | ○ |
20℃ | ○ | ○ |
30℃ | ○ | ○ |
温度 | ホットメルト | FB6422LV |
---|---|---|
5℃ | ○ | ○ |
20℃ | ○ | ○ |
30℃ | × | ○ |
オープンタイムと接着強度の関係
(強度の単位:kg/cm2)
オープンタイム | ホットメルト | FB6422LV | ||
---|---|---|---|---|
剪断強度 | 引張強度 | 剪断強度 | 引張強度 | |
1.5分 | 0.5 (5.5) | 3.0 (7.0) | 25.0 (30.0) | 7.0 (11.0) |
5分 | 0 | 2.2 (6.2) | 25.0 (30.0) | 5.0 (9.0) |
10分 | 0 | 1.3 (5.3) | 25.0 (30.0) | 3.7 (7.7) |
20分 | 0 | 1.2 (5.2) | 25.0 (30.0) | 4.0 (8.0) |
30分 | 0 | 1.8 (5.8) | 25.0 (30.0) | 3.3 (7.3) |
40分 | 0 | 1.2 (5.2) | 25.0 (30.0) | 3.8 (7.8) |
50分 | 0 | 1.9 (5.9) | 25.0 (30.0) | 2.3 (6.3) |
60分 | 0 | 1.4 (5.4) | 11.0 (16,0) | 1.0 (5.0) |
70分 | 0 | 1.2 (5.2) | 9.7 (14.7) | 1.3 (5.3) |
80分 | 0 | 1.2 (5.2) | 8.4 (13.4) | 1.7 (5.7) |
90分 | 0 | 1.2 (5.2) | 0 | 0 |
- 塗布状態はホットメルトと同様4点の棒状とした
- アンチスリップなしゲージ指数
- 剪断強度(押し込み) 5kg/cm2
- 引張強度(引き上げ) 4kg/cm2
- ( )内はアンチスリップなしゲージ指数をプラスした実測値
- 【実施時】 7月下旬 天気:快晴 室温:30℃